だいぶむかしの話ですが、K国に旅行に行ったんです。サッカー日韓戦の応援なんですけどねw。
で、夜遅くにお腹がすいたんですけど、そのホテルは市街地から離れていて、気楽に夜食を食べに行ける環境ではなかったんで…、思いついたのがホテルのカジノ。カジノなら、賭けているお客には無料で食べ物を出してくれます。
それで行きました。ホテルの地下にあるカジノ。で、ピラフとかパスタとか食べながら、飲み物ももらって、ちまちま賭けていました。ルーレットでね。
で、あららと言う間に3万円ぐらい負けましてw、高いピラフになっちゃったかなと思ったんですが、その時あることに気がついたんですよ。そのテーブルでルーレット回しているディーラーのおねえさんは、実はあるお客を絶対に勝たせないようにしていました。そのお客とはおそらくK国人の男。
そこのホテルはもともと米軍に利用されていた施設で、カジノも外人用というか、米軍用だったものです。だから、外国人の利用はオッケーでもK国人は立ち入り禁止なんです。
その男はおそらく何か不正な手段でカジノに潜り込んでたんでしょうね。外国籍のように見せかけるかなんかして。それに勘づいて、おねえさんはその男を締め出しにかかってたんでしょう。男が赤に賭ければ黒、偶数に賭ければ奇数というように、出目は男を裏切り続けました。
というわけで、男の反対に賭ければ勝てるわけですw。そのことに気がついた黒森はそこからは連続で勝ち続け、マイナス300ドルからプラス50ドルにまで収支を改善し(そこでK国人の男は帰ってしまいました)、夜食をご馳走になったうえにお小遣いまでもらってその夜は終わったのでした。
ルーレットといえば何にも裏がなさそうな、確率だけの勝負のように見えますが、現実はそうじゃないんですね。
「ルーレットは勝ってる奴と同じところに賭けろ」というのは本当なんだなと思いました。黒森は負けてる奴の反対に賭けたわけですが、意味は同じですね。
確率1/3とか、1/36とか言うのは表面だけの話で、実はディーラーさんの腕しだいでいくらだって出目は調節出来るわけです。すごい世界です。
見た目にシンプルなカジノだってこうなんですから、中身がどうなってるのかわからないパチとかスロの確率なんて、まるで信用できませーん。
黒森はそう思いますよ。
コメント
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