
「自分が依存症という病気」と自覚できたら、それが治療の第1歩!
そうは思っていなかった昨日と比べたら大きな進歩です。
これを書いている黒森自身もなかなかそういうふうに認められなくて、回復に踏み出すのが遅れてしまいましたよ..。
自分がやめたいのにやめられなくて苦しんでいる時、いくつかのサイトを見に行きました。助かるためのヒントがないかなと思って。でも、そのとき見た依存症系のサイトって、なんだか自分の性(しょう)に合わなかったんです。
そんなにたくさん見たわけではありません。ほんの二つか三つと思いますけど、それでもダメでした。だって、「自己否定」から入るやつでしたから..。
「自分は間違っていた」「自分は周囲のひとに迷惑をかけた」「自分はひとの意見を聞けなかった」というふうに自分を見つめて深く反省するのが原則..、って感じのものです。
自分はメガネの学者さんでもないし、白衣を着た先生でもないし、ただのこんなやつですから、世の中の学説とかに何か言う気は全然ありませんけど、まあ、自己否定が苦手って人間もいると思うんですよ。自分のことですけどね。
だって、自己否定すると落ち込んじゃうわけですよ。「あー、おれってダメだなー」「なにやってんだろーなー」「クズだなー」って。そりゃあ、そうなんですけど(笑)、クズなんですけど(苦笑)、だけど、そのクズは病気なんです。依存症という病気。
病気の人間がさらに落ち込んでどうするんですか?
病気を治すには「治すぞー!!」っていう気持ちが必要じゃないですか?
「おれが悪い」「おれが悪い」ばっかり思ってしょげ返ってたら、病気に立ち向かう勇気が出ないでしょ?おれはそう思うなー。
だから、黒森と同じタイプのみなさんは、「依存症を治そう」と思ったら、あんまり過去のことを暗く考えないでください。そりゃあ、反省は必要ですよ。反省がなかったからこんなことになってしまったんだから。
だけど、反省と落ち込みは違うものです。
落ち込まないで、明日から、いや、今から依存症と戦いましょう。パーラー(死語w)という名の地獄からの脱出は「撤退戦」という戦いなのです。元気じゃないと戦えないです。
落ち込まないで、立ち上がって、全力で撤退戦を戦いましょう!
全力で退(ひ)くぞ!撤退ッ!
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